ごはん相談室
健診でCre(クレアチニン)が高いと言われた。フードを変える前に確認したいこと
Creは腎臓の機能を見る指標のひとつです。自己判断で食事内容を変更せず、確認しておきたい点を整理します。
健康診断でCre(クレアチニン)が基準値より高いと言われた。腎臓が心配になり、すぐにフードを変えたくなるご相談があります。数値だけで判断せず、確認しておきたい点があります。
Creは腎臓の機能を反映する数値です
クレアチニン(Cre)は筋肉で作られる老廃物で、腎臓のろ過機能が落ちると数値が上がりやすいとされています。ただし、脱水や筋肉量、年齢によっても変動するため、1回の数値だけで判断しない方がよい場合もあります。
自己判断で食事内容を変更せず主治医に相談してください
Creが高いと分かると、慌ててタンパク質を制限したフードや腎臓ケア用のフードに切り替えたくなりますが、必要な栄養バランスは個体差が大きく、自己判断での変更はおすすめできません。再検査の結果や症状と合わせて、主治医に相談しながら決めます。
他の項目や症状もあわせて確認する
BUN、SDMA、尿検査(尿比重・UPCなど)、飲水量、尿量、食欲、体重の変化を記録しておくと、原因の絞り込みや今後の方針の相談がしやすくなります。
参考にしている情報源
このページの内容は、犬の腎臓関連の数値について一般的な考え方を整理する際に、以下のような国際的に参照されている枠組みを参考にしています。個別の診断・治療方針の根拠として使うものではなく、実際の数値の見方や基準値は主治医・検査結果に基づいて確認してください。
- IRIS(International Renal Interest Society)による、犬・猫の慢性腎臓病(CKD)の病期分類など、世界的に参照されている考え方 — iris-kidney.com
- 獣医学領域で広く使われている基準値の考え方(検査項目の基準範囲は動物病院・検査機関によって異なります)
このページで判断しない方がいいケース
- 急に食べない、ぐったりしている、嘔吐や下痢が続く
- 療法食中・服薬中・健診で異常を指摘されている
- 体重が短期間で大きく増減している
この場合はフード購入より先に主治医へ相談してください。